いびきが突然止まったかと思うと、しばらくしてから再び大きないびきをかき始めるというパターンを繰り返す典型的症状が「睡眠時無呼吸症候群」。
睡眠時無呼吸症候群は、医学的には次のように定義。
「睡眠7時間中に、10秒間の呼吸停止が30回以上認められるもの。あるいは1時間にこれが5回以上起こり、さまざまな臨床症状が認められるもの」
この呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群が何より怖いのは、酸素の供給をストップしてしまうことによって様々な合併症を誘発しやすいということ。
たとえば、酸素不足は心臓の負担を大きく増加させるために、血圧は一気に上昇。
また、心不全を引き起こす可能性も非常に高くなる。
睡眠時無呼吸症候群の人の血中酸素飽和度は、重症の人で通常の50%程度に落ち込むことも。
これは、エベレストの頂上に立ったときの状態に匹敵!
睡眠時無呼吸症候群の主な合併症としては次のもの。
◇高血圧
眠時無呼吸症候群の人は、高血圧になる可能性が健康な人の約3倍。
◇心疾患
睡眠時無呼吸症候群の人は、狭心症や心筋梗塞にかかる可能性が健康な人の1.2倍〜6.9倍。
◇糖尿病
重症の睡眠時無呼吸症候群の人は、肥満であってもなくても糖尿病を合併する可能性が高い。
◇脳卒中
睡眠時無呼吸症候群は、脳血管障害のリスクを高めるとされ、健康な人の10.8倍も危険性が増す。
睡眠時無呼吸症候群は、「命取り」になりかねない、危険な兆候。
睡眠時無呼吸症候群の原因となる「いびき」には十分な注意が必要です。
あなたの「いびき」は、大丈夫ですか?

